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デ・コーニンク醸造所

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デ・コーニンク醸造所について

醸造所は1833年にビアガーデンの付属施設として設立され、創業から現在に至るまで家族経営を貫き通しています。アントワープ市唯一の醸造所で、ビールといえば「デ・コーニンク」と答えるくらい、地元の人々に愛されています。貫き通しています。それもそのはず、なんとこの醸造所は地元に100軒以上の直営カフェを持っているのです。


醸造所の設備は1996年に一新し、非常にコンパクトでシステマティック、コンピュータ制御されておりちょっと面白味には欠けますが、以前使用していた古い設備も一部見学用に保存されており、見ることができます。


醸造責任者はビールの熟成に関してのこだわりを強調していて、一般的なラガータイプのピルスナーの熟成期間が7~10日間だとすると、エールタイプであるデ・コーニンクの場合は4週間はしっかりと熟成期間をとっていることを強調しています。というのもアントワープではデ・コーニンクがピルスナーに負けないくらい樽生で消費されており、つまりは、熟成期間のこだわりはイコール安易な生産量向上をしていないことの証であるといえるからです。まさにアントワープの「地ビール」ですから、生産も主に地元消費向けの樽生が7割で、輸出用の瓶ビールが3割といった具合です。


デ・コーニンクはろ過を施しているビールですが(DKガストウシリーズは別)、醸造所向かいの直営カフェ「ペルグリム」では、別オーダーでデ・コーニンクのイーストのみをショットグラスで提供していて、これをビールに混ぜれば未ろ過のデ・コーニンクが楽しめるという訳です。醸造所近くならではの楽しい趣向ですね。アントワープを訪れたなら、醸造所見学とともにこのカフェにも是非立ち寄ってください。

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