ホワイトビール
ハーヒト醸造所の歴史
ハーヒトは1900年初期に開業し、現在は4代目が経営する家族醸造所です。
1800年終期、ビール醸造以前は酪農家を営んでおり、乳発酵食品でとても有名でした。
同じ発酵食品としてビール醸造に携わったのが1898年で、1913年には乳発酵食品と共にビールでも有名な醸造所に発展しました。
もう一つこの醸造所が注目されたのは醸造所内への鉄道の引き込みです。
初めは隣町への配送だったのですが、鉄道の発展によりできたてのビールを鮮度の良い内に首都ブリュッセル等の大きな街に運ぶことにより知名度が上がっていきました。
1929年には順調だった酪農を辞め、ビール醸造に精力を注ぎます。
以来様々なスタイルのビールを醸造し、1937年には歴代最高醸造量を記録しました。
2度にわたる世界大戦でやむを得ず休止した時期がありましたが、1950年に無事初代が醸造を再開。
翌年には2代目が醸造責任者に就任しましたが、1968年に不幸に見舞われ、3代目が醸造を引き継ぎます。
3代目の頃にはベルギー国内だけではなく、オランダやフランスまで販路を延ばし大きな成長を遂げます。
1990年には現在の場所に醸造所を移転し、2006年にはホワイトビールをベースとした「ミスティックチェリー」の販売を開始しました。
この頃、「ミスティックホワイト」は樽、瓶詰されておらずフルーツビールのベースとして醸造されていました。
2010年に大改修を行い、近代的な作りになります。樽、瓶詰ラインも大きく拡張され、「ミスティックホワイト」も販売ラインに加わります。
現在この醸造所のビールは世界中で愛され、ベルジャンピルスナーに関しては市場3番目に成長しました。
Tweet |
ドルフィンズ各店のイベントやビール入荷情報、ビールなコラムなど、月1回程度発行